軽車両の保安基準とは

軽車両の保安基準は、道路運送車両法に定められています。

 

まず、その定義は「人力で動かす車両」と「蓄力で動かす車両」です。前者は、自転車・人力車・リヤカーなどを指します。その長さは縦4メートル・2メートル・高さ3メートル以下です。後者は、牛や馬にけん引によって車輪を動かす車両を指します。農耕をはじめ、人や荷物を運搬する目的です。長さ12メートル・幅2.5メートル・高さ3.5メートル以下です。両者ともに、共通の規定もあります。1つ目は、車輪の接地部は道路を傷つけないものであること。2つ目は、空気入りのゴムタイヤ・接地厚さ25ミリメートル以上の固形ゴムタイヤの接地圧についてです。そのタイヤの1センチ当たりの接地圧が、20キログラムを超えてはいけません。これは、道路の摩耗を最小限にするためです。また、運転者以外の座席に関しても基準があります。安全に走行するために、一人当たり幅380ミリメートル以上・奥行350ミリメートル以上と定められています。三輪車は例外ですが、運転者の座席については基準があります。そして、これらの車両には車検や保安の基準がありません。よって、保守不良による思わぬ事故を回避するためには、自己管理が求められます。